“生きる”ということ
どうも私たちは“生きる”ということに正面から光を当てて考えたことはないような気がします。
「いやいや、そんなこと考えてきたでしょう。」というお声も聞こえてきそうですが、では、ご自身にとって“生きる”ということはどういうことなのか、明確に言葉にすることはできますか?
私たちが普段考えている“生きる”は、主に肉体が存在する在り様のようなものばかりで、「死にたくない」だの「死んでもいいけど、痛い・苦しいのは嫌」だの、「失敗したら終わり」だの「(事が)何もないのが一番」などといった“生きる”ということとは程遠い“起きてほしくないこと(=悪いこと)を避けたい”という想いが優先されているように思います。
でもこれは脳科学的には“理に適わ”ず、真逆の方向に私たちを導くとんでもない思考ということになるようです。